私がうさみみ魔法少女!?(仮)

……で、熊井さんが座ってる机に歩いていったけど……

ダメだ、すでに誰かと話してる。


「……へぇ、卯月君っていうんだ、クマ。 よろしくクマー」

「……ぁ、はい、どうも……」


熊井さんは、隣の席の卯月さんと楽しそうに話していた。

卯月さんが誰かと話しているの、初めて見た……。

なんて考えながら、自分の机に戻ろうとすると……。

「ぎゃはは、まじうけるー!」

「まじやばね! ぱないよ!」

……あれ? あそこ、私の座席だよね?

何で別の人が座ってるのだ。

しかも、私の苦手なタイプの人。

怖くて、どいてなんて言えない……。

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