私がうさみみ魔法少女!?(仮)

はい、学校に着きましたー。

時間は……八時半くらい。

朝学活まで、すこし余裕あるかなー。

私は鞄をロッカーにしまい、自分の机に座った。

「楯子、おはよー!」

座ったままぼーっとしていたら、友達の深雪が挨拶してきた。

「おはよう、深雪!」

「うん! ところで楯子、聞いた?」

……聞いたって、何を?

「何が?」

「今日ね、転入生がくるんだって!」

へぇ、転入生……

「こんな時期に?」

「そう、こんな時期に不思議だよね。 どんな子かなー?」

「どんな子だろーねー……あ、そろそろ朝学活始まるよ」

「……ホントだ。 じゃ、また後でー」

深雪は自分の席に戻って行った。

……転入生、かー。
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