幼馴染みはイジワル課長
再会
夏の終わり
あれから一ヶ月が経ち、夢のような日から現実に戻り私は毎日仕事に追われていた。
碧との関係は良好でラブラブなのだが…会社ではというと……
「計算間違いが多すぎる。それにこの発注数も間違ってる」
「すいませんっ…」
課長のデスクの前で私は深々と頭を下げて、他の社員達の前でさらけものになりながら怒られていた。
「すぐに全部やり直せ」
「わかりました…」
もの凄い勢いで怒られてへろへろになりながら自分のデスクに戻ると、隣りの席の歩未ちゃんに心配そうに話しかけられた。
「だ、大丈夫?」
「大丈夫大丈夫。アハハハ…」
笑っている私の顔は完全に死んでいるということは、鏡を見なくても明らかだ。
碧と大人の階段を上ってからもいうもの…会社での課長の時は碧は私により厳しくなった。
ミスはもちろんちょっとした事で怒る…それもものすごく!
一線を越えたからもう私のことは用済みになっちゃったのかなぁって、心配してたんだけど…
「澤村ちゃん大丈夫?」
「わ!」
すると、後ろから書類を持った先輩社員が歩未ちゃんと同様に私を心配そうな顔をして話しかけてきた。
「大丈夫っす…全然。アハハ」
それにしても…
今日も碧にめちゃめちゃ怒られたなぁ…
前はこのくらいのミスだったら怒られはするけど、嫌味を言われる程度だったけど…今は絶対に怒られる。
だけど仕事が終わると碧の態度が180度変わって、すごく優しくなるんだよね…
仕事帰りはほぼ一緒に帰って、少しだけ碧の家に寄ってから帰るのが最近のお決まりのスタイル。
その時はほとんど私の体を求めてくるし…ラブラブはラブラブなんだよね。
会社とプライベートのギャップがすご過ぎてついていけないよ…
だけどそのギャップにやられちゃってる自分がいるのも確か……
会社が終わってからの碧に触れる度に、ますます碧のこと好きになってるもん。
がやがや
その日の16時近く。会社の定時時刻を過ぎてから、オフィス近くのカフェで歩未ちゃんとお茶をしている間…
部長のと約束があって先に帰って行った歩未ちゃんを見送り、1人になった私はまだ会社に残っている碧を待っていた。
碧が少しだけ残業している時は、私はこうやって外で待っていることも最近は少なくない。
付き合ってはいるけれど、会社では隠している為いくら課長の部下といってもオフィスで待ってるわけにもいかず…
こうやって、コソコソして付き合っているみたいな感じの事をしています。
ブーブー…
その時スマホが震えて画面を見ると、碧からLINEが来ていた。
碧{ 終わった。いつもの所にいて
その文章を見ると胸がドキッとして、私はすぐにLINEを返してカフェから出た。
カフェの近くの交差点に行くと、碧が先に来ていて私に気づくと優しい顔をして微笑んだ…
「お疲れさまでした!」
碧に近づくと、私はやや碧から離れた距離から笑顔でそう言った。
まだ会社の近くだから、課長である碧とベタベタなんかしてて誰かに見られたりしたらやばいもんね…
だから一緒にいるげと、あくまでも上司と部下の感じをちゃんと出さないとね。どこで誰が見てるかわかんないし…
「じゃあ行きましょうか」
会社の近くではあくまでも碧に対しては敬語で話す。会社ではそうしているのに、一歩外に出るとすごく変な感じがする…
碧との関係は良好でラブラブなのだが…会社ではというと……
「計算間違いが多すぎる。それにこの発注数も間違ってる」
「すいませんっ…」
課長のデスクの前で私は深々と頭を下げて、他の社員達の前でさらけものになりながら怒られていた。
「すぐに全部やり直せ」
「わかりました…」
もの凄い勢いで怒られてへろへろになりながら自分のデスクに戻ると、隣りの席の歩未ちゃんに心配そうに話しかけられた。
「だ、大丈夫?」
「大丈夫大丈夫。アハハハ…」
笑っている私の顔は完全に死んでいるということは、鏡を見なくても明らかだ。
碧と大人の階段を上ってからもいうもの…会社での課長の時は碧は私により厳しくなった。
ミスはもちろんちょっとした事で怒る…それもものすごく!
一線を越えたからもう私のことは用済みになっちゃったのかなぁって、心配してたんだけど…
「澤村ちゃん大丈夫?」
「わ!」
すると、後ろから書類を持った先輩社員が歩未ちゃんと同様に私を心配そうな顔をして話しかけてきた。
「大丈夫っす…全然。アハハ」
それにしても…
今日も碧にめちゃめちゃ怒られたなぁ…
前はこのくらいのミスだったら怒られはするけど、嫌味を言われる程度だったけど…今は絶対に怒られる。
だけど仕事が終わると碧の態度が180度変わって、すごく優しくなるんだよね…
仕事帰りはほぼ一緒に帰って、少しだけ碧の家に寄ってから帰るのが最近のお決まりのスタイル。
その時はほとんど私の体を求めてくるし…ラブラブはラブラブなんだよね。
会社とプライベートのギャップがすご過ぎてついていけないよ…
だけどそのギャップにやられちゃってる自分がいるのも確か……
会社が終わってからの碧に触れる度に、ますます碧のこと好きになってるもん。
がやがや
その日の16時近く。会社の定時時刻を過ぎてから、オフィス近くのカフェで歩未ちゃんとお茶をしている間…
部長のと約束があって先に帰って行った歩未ちゃんを見送り、1人になった私はまだ会社に残っている碧を待っていた。
碧が少しだけ残業している時は、私はこうやって外で待っていることも最近は少なくない。
付き合ってはいるけれど、会社では隠している為いくら課長の部下といってもオフィスで待ってるわけにもいかず…
こうやって、コソコソして付き合っているみたいな感じの事をしています。
ブーブー…
その時スマホが震えて画面を見ると、碧からLINEが来ていた。
碧{ 終わった。いつもの所にいて
その文章を見ると胸がドキッとして、私はすぐにLINEを返してカフェから出た。
カフェの近くの交差点に行くと、碧が先に来ていて私に気づくと優しい顔をして微笑んだ…
「お疲れさまでした!」
碧に近づくと、私はやや碧から離れた距離から笑顔でそう言った。
まだ会社の近くだから、課長である碧とベタベタなんかしてて誰かに見られたりしたらやばいもんね…
だから一緒にいるげと、あくまでも上司と部下の感じをちゃんと出さないとね。どこで誰が見てるかわかんないし…
「じゃあ行きましょうか」
会社の近くではあくまでも碧に対しては敬語で話す。会社ではそうしているのに、一歩外に出るとすごく変な感じがする…