さよならを乗り越えた幸せ


冬になり立ち直ってきたあたしは教室に行くことも増えてきた


教室に置かれている1台のヒーターの前があたしの冬の特等席。


寒がりなあたしはヒーターがないときっと学校には来ないんだろうなとしみじみ思った。


あたしは授業を受けてない分の補習があり夜遅くまで学校に残っていた


北野先生は部活が終わって8時くらいに帰るからあたしはいつも家までおくってもらってた


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