さよならを乗り越えた幸せ

あたしと兄がまだ小さい頃


父親が家を出ていきお母さんは女手一つであたしと兄を育てた。


あたしはお母さんと喧嘩しても『死ね』その言葉だけは使わなかった


あの時なんでそんな言葉を発してしまったのかわからなかった。


その日も次の日もその次の日も

あたしは毎日遊びまわった。
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