カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
「小柳…これを表とグラフにまとめてくれ」
私と是枝さんの間に、帯刀部長が割り込んで来た。
「何だ?是枝。小柳に何か用か?」
「いいえ、別に…帯刀部長こそ、朝から忙しそうですね・・・」
「今日は大事な会議があるからな・・・」
是枝さんは部長の鋭い目線に慄き、営業課フロアに退いてしまった。
私と別々に出社したけど、部長のスーツは昨日と同じスーツではなかった。
茶系のキャバリーツイルのスーツ。
部長のセンスの良さにはいつも感嘆する。
「あ…1枚資料が足りない。後で取りに来てくれ」
部長のスーツに見惚れ、軽くトリップしていると、部長の指示が下った。
私はハッと現に意識を戻して返事をした。
「わかりました」
帯刀部長は昨日と同じ変わらぬクールな態度で接した。
部長がそばに立っているだけで、私のカラダが熱を孕ませて、オフィスでは不要な欲情が湧き上がってくる。
私と是枝さんの間に、帯刀部長が割り込んで来た。
「何だ?是枝。小柳に何か用か?」
「いいえ、別に…帯刀部長こそ、朝から忙しそうですね・・・」
「今日は大事な会議があるからな・・・」
是枝さんは部長の鋭い目線に慄き、営業課フロアに退いてしまった。
私と別々に出社したけど、部長のスーツは昨日と同じスーツではなかった。
茶系のキャバリーツイルのスーツ。
部長のセンスの良さにはいつも感嘆する。
「あ…1枚資料が足りない。後で取りに来てくれ」
部長のスーツに見惚れ、軽くトリップしていると、部長の指示が下った。
私はハッと現に意識を戻して返事をした。
「わかりました」
帯刀部長は昨日と同じ変わらぬクールな態度で接した。
部長がそばに立っているだけで、私のカラダが熱を孕ませて、オフィスでは不要な欲情が湧き上がってくる。