カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
「お前とはセックスフレンドなったワケだし、このまま暫くはその関係を続けたい。でも、是枝と交際しているなら、ヤツに悪いと思って」


部長が是枝さんとの仲を勘ぐって、嫉妬しているのかと一瞬だけ思ったが。

私の勘違いだった。


「私だって、部長との関係を続けたいと思っていますから…暫く特定の彼氏を作る予定は有りません」


「そうか…責めたりして済まない。小柳」


「それよりも、先ほど、渡し損ねた資料は?」


「あ…それはお前を呼び出す口実だ」


部長はあっさりと言い、私の顎を指で摘まみ上げた。


部長の顔がそのまま私の顔の上に重なった。


私は瞼を閉じて、部長の唇の感触と温もりを味わう。


唇を重ねただけのキスでは直ぐに物足りず、部長の舌が私の口内に入り込み、私の舌を直ぐに絡め取る。



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