カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
《3》上司の補佐役

―千束side-

「今日から…小柳は俺の補佐役だ。小柳に仕事を頼む時は部長である俺を通すんだ!」


冷血な帯刀部長の言葉に皆『判りました』と従うしかなかった。


「俺はこれから、会議室に向かう。小柳…このデータ処理を頼む」


「判りました。帯刀部長」



私は部長に仕事振りを認めて欲しくて、皆の仕事を率先して引き受けて、がむしゃらに頑張って来た。


ようやく、その努力が認められた・・・


帯刀部長は私の有能さを買い、部長の補佐役に抜擢。


公然に、部長の仕事のパートナーとなった。


でも、素直に喜べないのは何故だろう…?


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