カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
「ミスなんてしてないわよ。一緒に仕事しているんだから、ミスしたら悠来だってわかるでしょ?」


「それもそうだな・・・」


「シーツ乱しちゃったね…」


「ああ」


『愛してる』


その言葉がないだけで、セフレと言っても恋人同士のような密着度。



「来週、お前の誕生日だったな・・・」


「そうだけど…」


悠来が私の誕生日を知ってるなんて意外だった。


「私…悠来に誕生日って言ったっけ?」


「ん、あ…自己紹介の時言ってただろ?ほら、『私は11月23日勤労感謝の日に生まれました』って」



「あ、そう言えば、言うコトがなくて…誕生日のコト話したわ」


「まだ、8ヵ月前の話だぞ。覚えとけよ」


悠来の元で働き始めてまだ8ヵ月、セフレになって2ヵ月が過ぎていた。





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