カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
―千束sideー
*********
悠来のキモチは嬉しいけど、その気遣いに甘えてしまうと悠来に対する想いが余計に募る。
私の心の中は既に悠来に対するキモチで溢れ返っていた。
私は仕事に身が入らず、少し気を休めようとフロアを出る。
「!?小柳…休憩か?」
丁度外回りから戻って来た是枝さんと鉢合わせした。
「はい」
「ふうん。俺も休憩しようかな?」
是枝さんはブリーフケースを持ったまま、私と一緒に休憩スペースまでついて来た。
「何飲む?」
是枝さんは上着のポケットから黒の小銭入れを取り出す。
「私は別に…」
「小銭が一杯で困ってんだ。小銭使うのに協力してよ」
営業マンで話上手の是枝さんに上手に丸め込まれ、自販機の缶コーヒーを奢って貰った。
「この借りは返します」
「じゃ今度、一緒に遊びに行かない?」
「是枝さん…!?またまた、冗談を」
悠来のキモチは嬉しいけど、その気遣いに甘えてしまうと悠来に対する想いが余計に募る。
私の心の中は既に悠来に対するキモチで溢れ返っていた。
私は仕事に身が入らず、少し気を休めようとフロアを出る。
「!?小柳…休憩か?」
丁度外回りから戻って来た是枝さんと鉢合わせした。
「はい」
「ふうん。俺も休憩しようかな?」
是枝さんはブリーフケースを持ったまま、私と一緒に休憩スペースまでついて来た。
「何飲む?」
是枝さんは上着のポケットから黒の小銭入れを取り出す。
「私は別に…」
「小銭が一杯で困ってんだ。小銭使うのに協力してよ」
営業マンで話上手の是枝さんに上手に丸め込まれ、自販機の缶コーヒーを奢って貰った。
「この借りは返します」
「じゃ今度、一緒に遊びに行かない?」
「是枝さん…!?またまた、冗談を」