カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
「申し訳ない。木村さん」


悠来は真摯に頭を下げた。


「帯刀部長、そう気になさないで下さい…」


「しかし・・・」


「私は大丈夫ですから…」


木村さんは私達には目も暮れず前を通り過ぎてしまった。



私達は部長が通り過ぎる前に退散する。



―――――好きな人か…



好きな人が居てもオトコって本能だけでオンナを抱ける。

本当に獣だ・・・


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