カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
《LAST》その後・・・
―千束side-
高価なモノではなく、例え安モノでも…スキな人からのプレゼント。
その事実が何よりも喜びを与える。
捨てろと言われても捨てられない。
「佐藤、見積もりは出来ているか?」
「あ、はい。小柳さんに教わりながら何とか出来ました」
「小柳、他の仕事があると言うのに、ご苦労だったな」
「後輩を育てるのも私の仕事です」
佐藤さんが悠来に出来上った見積書を渡す。
悠来は軽く目を通して見積書を手にして、執務室に戻った。
悠来専属のポストはセフレの関係解消と共になくなった。
今まで通り…普通に接してくれと言っていたのに、悠来の方が私を避けている。
その事実が何よりも喜びを与える。
捨てろと言われても捨てられない。
「佐藤、見積もりは出来ているか?」
「あ、はい。小柳さんに教わりながら何とか出来ました」
「小柳、他の仕事があると言うのに、ご苦労だったな」
「後輩を育てるのも私の仕事です」
佐藤さんが悠来に出来上った見積書を渡す。
悠来は軽く目を通して見積書を手にして、執務室に戻った。
悠来専属のポストはセフレの関係解消と共になくなった。
今まで通り…普通に接してくれと言っていたのに、悠来の方が私を避けている。