カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
終始無言の悠来。
私と悠来は秘書室を出た。
「仕事に慣れて、お前は俺の課でも…必要とされた人間。でも、秘書課の異動はある意味…出世出来たと言っても過言じゃない。仕事の出来るお前には秘書も遣り甲斐ある仕事になると思うぞ」
エレベーターを待つ間、悠来は私に秘書課の異動を積極的に勧めた。
「私は白木さんの代行。白木さんが復帰すれば用済みとなります。そうなれば私は…」
ワーカーホリックになっていたのは悠来に認められたかっただけ。
他人の評価なんて関係ないのだ。
ワーカーホリックだった悠来と肩を並べて仕事がしたかったのよ。
「帯刀部長は私が邪魔なんですね」
「小柳?」
私と悠来は秘書室を出た。
「仕事に慣れて、お前は俺の課でも…必要とされた人間。でも、秘書課の異動はある意味…出世出来たと言っても過言じゃない。仕事の出来るお前には秘書も遣り甲斐ある仕事になると思うぞ」
エレベーターを待つ間、悠来は私に秘書課の異動を積極的に勧めた。
「私は白木さんの代行。白木さんが復帰すれば用済みとなります。そうなれば私は…」
ワーカーホリックになっていたのは悠来に認められたかっただけ。
他人の評価なんて関係ないのだ。
ワーカーホリックだった悠来と肩を並べて仕事がしたかったのよ。
「帯刀部長は私が邪魔なんですね」
「小柳?」