カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
私が秘書課に異動したら、上司と部下ではなくなってしまう。


唯の会社の同僚。同じ社屋で働きながらも会えなくなる。


「私…秘書課に異動するくらいなら会社辞めます!」


「小柳!?」


エレベーターが到着、悠来は他の者に訊かれたらヤバいと感じて私を強引に金属の箱に押し込んだ。



悠来は扉を閉めて私を奥に引き込む。


「私は貴方の下で働きたい。貴方との繫がりが欲しいの・・・」


「千束…」


「私は貴方が…悠来がスキなの…本当は貴方と恋愛がしたかった。恋愛は懲り懲りだと言う貴方に本当のキモチを言えなかった。それでも、私は貴方に近づきたかったのよ。でも、悠来には好きな人が居るのよね」







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