何度でもきみに恋をする(ほんとは甘いきみ)






「うん。
 僕、それを見れるかもしれないんだ」

「えっ、いいなぁ!
 きれいなんでしょう?
 亜弥華も見たかったよぅ」

小さい私はだだをこねたのを、よく覚えている。


菅綺くんは困ったような優しいような微笑を浮かべていた。

そして、彼は言ったんだ。









< 112 / 141 >

この作品をシェア

pagetop