何度でもきみに恋をする(ほんとは甘いきみ)
まあ、それで、お姉ちゃんは唯さんに私たちの話を持ちかけたり。
とにかくすごい疲れた。
けど、今日は紫万にも楓にも、菅綺くんにも会えるから。
楽しみで寝れなくてクマが…
そう思うと、我ながら泣けてくる。
「あ、そうだ、亜弥華。
亜弥華と菅綺が付き合ってること、みんなは知らないんでしょうね?」
「え?」
みんな、って、クラスメートのことだよね?
「う、ん。
知らないと思うけど…」
こくりと頷くと、紫万は「ならいいわ」と前を向いた。