何度でもきみに恋をする(ほんとは甘いきみ)
同一人物
「つ、付き合うっていったいなにを…」
考えてるの…紫万は…
そう考えると、はわわと顔が赤くなる。
「あーっ!!」
意味はないけど、そう叫んでベッドに顔をうずめる。
私、菅綺くんが好きなんだよね…
実感してみると変な感じ。
いままで好きな人とか、そういったことで騒いだことはなかったし…
そんなことを頭の中でぐるぐるしていると、
「亜弥華、ちょっといい?」
お姉ちゃんの声が聞こえた。
「どーしたの?」
自分の部屋のドアのかぎを開ける。
すると、勢いよく私の部屋に入ってきたお姉ちゃん。