何度でもきみに恋をする(ほんとは甘いきみ)





「お姉ちゃんっ!」

校門のところに車を泊めているから目立っているお姉ちゃん。

私の声に気付いたようでこっちを見る。


「亜弥華~、遅いわよっ。

 亜弥華が早く来ないせいで目立っちゃったじゃない!」

あぁ、そういえばお姉ちゃん目立つの嫌いだっけ…


でも、私が早く来ていても、目立つ気がする。

だって、お姉ちゃん、すごい美人さんだもん。

血は私と同じだって言うのに…なんで私はかわいくないんだ…



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