この恋、大丈夫?




「そっか。」


私は亜依架を抱きしめ、頭を撫でる。


「やっぱ優しいな、鳴瀬は。」


急に上から声がした。
声の主は榛原くんだ。

私は顔をあげた。


「ごめんな、亜依架。
ちゃんと亜依架とも遊ぶから、戻ろう?」


榛原くんが亜依架に声をかける。


「……うん。」


亜依架は大人しく、榛原くんと戻った。



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