太陽のかけら
「さくら!聞いてる?」


「あっ…ごめんごめん」



あたしってば。
バカな事考えてボーっとしてた。


「さくらは?昨日どうなったのあの後。誠くんと」


「何にもないよー、送ってもらっただけ。あーあたしも誰かにドキドキしたいなぁ」


「ま、そのうち現れるさ、さくらの事だからね」

舞子はあたしの事より昨日の合コン相手とのメールのやりとりで必死な様子。



あたしは少しふてくされながらアイスティーを飲み干した。
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