太陽のかけら
ドサッ




荷物を投げ、ソファーに倒れ込む。



こんな時に彼氏でもいれば…。


あたしの為にあの客を殴ってくれる優しい彼氏がいれば…。



泣いてぐちゃぐちゃになったメイクをバスルームで落とした。

無理やりキスされた唇もゴシゴシ洗った。




お風呂上がりに冷蔵庫を開けるが、何もはいっていない。




あたしは近くのコンビニへ行くことにした。
ちょうど煙草が切れたところだ。
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