太陽のかけら
「あ〜疲れた!」



あたしより早くソファーにもたれ、さっき買ったのであろうビールをあけた。



「ちょうど2本あんだよ。カンパ〜〜イ」



彼の意味不明で大胆な行動に、唖然とするあたし。
しかし何故か悪い気はしない。



「ね、学生って、大学?」


「あ、うん、そーだけど」


「そーなんだあ。俺、超暇だったんだあ。ね、なんかしない?ゲームないの?」



「ないよ、あたしゲーム嫌いだもん」



「えー、そーなの?」



「てゆーか寝たいから帰ってくれない?あたし学校があるから」



「じゃ俺も寝る!おやすみ〜」



奴はあたしのベッドに潜り込みゴロゴロしている。
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