太陽のかけら

｢はぁ〜？何してんの？帰ってよ〜警察呼ぶよ！｣



あたしがそう言うと奴は突然ベッドから出てきて歩き出した。

なんだ、帰るのか。
と思いきや、あたしを担ぎ上げ、またベッドに向かう。



｢は！？何やってんのよ！下ろして！下ろせ！｣


奴は無言であたしにキスをする。



初めは優しく。そしてだんだん激しく。


あたしは突然の出来事に訳が分からなくなりただ目を固く瞑っていた。



そして服を脱がされ体を触られる。




あたしは抵抗しない。



もしかしたら、こうなる事を望んでいたのかもしれない。




誰かに求められていたい。

少しだけでいいから。



一瞬だけでもいいから。