太陽のかけら
「さくら料理上手いじゃん!いい嫁になるよー」







なにより、こいつの笑顔を見ると何故かうれしくなってしまう。




少年みたいに無邪気で真っ直ぐな瞳。





あたしには眩しすぎるくらいだよ。







「ねぇ、あたしが学校に行ってる間って祐介何してんの?」



「働いてるよ!大工で。」


「その割には朝遅いじゃん」



「親父のとこだから。適当なんだよ。」



「ふーん、そうなんだ。」





祐介は自分の事はあまり話したがらない。




あたしも必要以上には聞かない。







それくらいでいいんだ。
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