太陽のかけら
そっか、こいつ結構かっこいいんだ。

背も高いし体格もいいし。

髪はパーマかな?くせ毛かな?ゆるくうねっている。




「何見てんだよ」




「べ…別にっ!」




「え、何?俺の事好きなの?」




「ばっかじゃないの。んな訳ないでしょ!」





祐介がこっちに近づいてくる。

あたしの腕を掴み、ソファーに押し倒す。


「ちょっ…何!?」



こんな真剣な顔見たことない。
思わず顔を背ける。



けど祐介はあたしの顔を覗いてくる。




その距離わずか3センチ。
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