太陽のかけら
お風呂から上がってすぐにベッドに入った。
祐介ももう話しかけてこない。




気まずい雰囲気の中、あたしは知らないうちに眠っていた。





夜中、ふと目が覚めた。外はまだ暗い。三時くらいだろうか。

隣で眠っている祐介を見て安心した。
そして、自然に涙が出てきた。




あたし、祐介が本当に好きなんだ。
彼女がいるかどうかなんて聞いた事がないんだから、いてもおかしくない。祐介は悪くない。
邪魔しようなんて思わない。




でも……



じゃあ



あたしは







あたしは祐介の何?





ねえ祐介。
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