太陽のかけら
挙動不審なあたしの前に誠は来た。



(ここに座るの!?あっち行けバカ!)



あたしの心の叫びも虚しく、誠はそこに座った。



「よぉさくら!久しぶりだな!元気か?」


「あ、うん…元気。」


「何だよ無愛想だなー!ブスが余計ブスに見えるぞ!」



誠はあたしにお構いなしに喋りまくっている。
気まずいのはあたしだけみたい。


気にしすぎてバカみたい。
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