硝子のかけら

「十崎!テスト終わったら点数教えろよな!それも数学の!」



流己だった。





「…う、うん!」



いきなり話しかけられたからびっくりした。







「負けたら何かおごりだからな!」



それを言い残して、流己は消えていった。







…流己にならいくらでもおごってあげるよ……。


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