硝子のかけら


今、流己が好きって言ってくれた?



「…流己!」

あたしは流己に飛び付いた。

今は、


これからは、

あたしが追わなくても、

あたしが何度も1組の前を通らなくても、


流己はあたしを、

ただ、あたしだけを見てくれる。





そんな夢にまで思っていたこと

現実になるなんて…。


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