Flicken Geist
地上30階から、今度は下へ。

階段を駆け下りていく。

長居は無用だった。

先程のアパッチの撃墜により、既にここにガイストがいる事は知られている筈。

急いでこの場を離れなければ、警備の増援がやってくる可能性がある。

弾薬も限られているし、何よりこちらは一人だ。

囲まれれば苦戦は免れない。

少しでも早く、通信棟を出る必要がある。

密閉された空間での敵との遭遇は避けたかった。

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