Flicken Geist
「とっくにご存知なんだろう」

執務机の陰から出て来るゴースト。

「ドイツでショーコと出会い、一夜限りの関係を結んだ…そして出来たのがお前だ…ショーコが逝くまで、お前の存在は俺も知らなかったがな」

葉巻を咥え、火を点けるゴースト。

「ガイスト、お前は俺の息子…コートニーはお前の義理の妹だ」

「っ…」

思わずM4カービンを取り落とすガイスト。

その隙に。

「!?」

ゴーストもM16を投げ捨て、素早く間合いを詰めてくる!

咄嗟にホルスターのMARK23を抜いて撃とうとするものの、ゴーストはそれよりも早くガイストの手首をとって逆関節に捻りつつ、柔道の大外刈りの要領で後方へと投げ飛ばした!

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