Flicken Geist
相手は傭兵とはいえ、500人もの私兵部隊と共にいる。

当然警備も厳重な筈だ。

『アジトには、地下搬出路へと続く通路がある。貨物トラックなども通行できるような大きなものだ。そこから潜入するといい』

「アドバイスが貰えるとは思わなかった。思ったより親切だな」

『何…こちらもゴーストを片付けてくれると助かるのでな…協力は惜しまないつもりだ』

「……」

よく言う。

ガイストは心の中で毒づく。

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