Flicken Geist
悲しい出来事もあったものの、仲間達は皆、それぞれの場所で活躍しているらしい。

コートニーとの交信を終え、ゴーストは無線を置く。

第三次世界大戦から半年。

火種燻る紛争地帯もあるものの、世界は一応の平和を取り戻している。

が、ゴーストが腰を落ち着けて現役引退する事はない。

今でこそこうして椅子に腰掛けているが、今も彼のような傭兵が求められる戦場は存在する。

彼だけではない。

ゴーストの抱える私兵部隊の傭兵達は世界中の紛争地帯に派遣され、戦火の中で戦っている。

四十を過ぎても尚、ゴーストは一線級の兵士として戦場に立つのだ。

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