Flicken Geist
微かにコートニーの頭が覗いた。

その瞬間を見逃さず、ガイストはトリガーを引く!

発砲音と共に発射される7.62ミリ弾。

その射撃が、コートニーの身に付けているポンチョのフードを千切り飛ばす!

「……!」

何という腕前か。

強風で弾丸が流されなければ、コートニーは今のでヘッドショットを決められていた。

「チッ…!」

決定的なチャンスをしくじった。

即座に次弾装填するガイスト。

その隙を突いて。

「ぐぁっ!」

コートニーの狙撃が、ガイストの左腕を掠める!

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