姫と王子のLOVE STORY
「来いっ!」





私は大きな声で叫んだ。





「うおー!」





くるっ!





どっちにくるか?





この角度からだと…




右だ!!




私は右の防御に移る。






だが…












「左です。」







その瞬間左のお腹に激痛が走った。






「うぅっ…!」






痛い…





私の読みが外れるなんて…






でもここで負けたらNO.1の座が!





私は必死にパンチを交わし、どうにか攻撃を仕掛けるチャンスを狙っているが隙が全くない






シュッッ





次のつかさ君の攻撃をかわし、蹴りをお見舞いしようとしたが…





スルッ





「おわっ??!!」





なんでここ滑るのっ??!







何故か濡れていた地面で足が滑り、思わぬ力が今まさに蹴ろうとしている足にかかってしまった






バキッ







ドッカーン!!







「ぐわぁーー!」






つかさ君が端から端まで吹っ飛んだ。




< 106 / 162 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop