姫と王子のLOVE STORY
「すみません、森下病院まで急いでください」
「わかりました」
私たちは手配された車に乗り込む
森下病院とは夏帆のお父さんが委員長を務めている日本では有名な病院だ。
「…つかさ君、本当にごめんね。」
私はもう一度謝る。
「謝らないでください!!
逆に麗紀の強さが生で見れて嬉しかったです」
私が悪いのに全然責めないなんて…
優しすぎるよ、つかさ君。
「麗紀、謝るのはもういいから。
それと、自分を攻めるな。
怪我はしちまったけどつかさは生きてる。
そんなに自分を追い込むな。」
「うん…楓もありがとう。」
二人共なんて優男なんだ、、、