姫と王子のLOVE STORY
「分かった。見た感じ命に別状は無さそうだが問題は腕だな……彼をレントゲン室へ運んでくれ」





たつきさんは近くの看護婦を集め、つかさ君をレントゲン室と案内した





私と楓は待合室へと案内された




案内されてから1時間たったがまだ診察は終わらない。




…なんで私、あの時蹴りをやめなかったんだろう。






やめようと思えばできたのに。






私がそう思った時、






「あれは事故だ。麗紀は悪くない。
まず自分を責める前に冷静にならないと。」






と楓に言われた。





「でた、、楓のエスパー
うん、確かにそうだね。私ばかり焦ってるね。
ふぅー…ごめん、もう大丈夫」





私が冷静さを失うなんて滅多にないのに…





どうしちゃったんだろう





「おう!…あっ、たつきさん!」



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