姫と王子のLOVE STORY
何気なく病室内を見渡すと、ぽかんと
口を開けている夏帆と修也がいた。


「夏帆、修也、どした?」


「つ、つかさが麗紀さんとた、た、
タメ口で話して…る?」


「あぁ、その事か。私がいったんだよ。
敬語で話すとなんかむず痒くてさ。
修也もそうだよ、敬語禁止!」


「はい!…あっ、おう!」


ちょっとぎこちないけど慣れだよね。


「…んで、そちらの夏帆さんはなぜ
パクパクしてんのさ。」


「だ、だ、だって!つかさ君のガッツ
ポー…ズが…」


ドサッ

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