姫と王子のLOVE STORY
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「みんなただいまぁー!」


どこの部屋にいるかわからなかったから
階段を上がりながら叫んだ


「あっおかえり〜!」


あれは…翔太の声だ!!


「翔太どこー?」


「4階!」


4階!?あと2階上がらなきゃじゃん…


「了解!みんなは?」


「みんなここにいるよ〜!」


みんないるんだ!


「おっけ、すぐ行く!!」


さすがに階段上がりながらの会話は
疲れるわ…


「は〜い!」


「つかさ君もうちょい頑張って!」


「おう!」


退院した直後なのにすまないね…


そんなことを思いながら私はやっとの
思いで4階にたどり着くことができた。


「はぁ…はぁ…」


「はぁー…」


つかさ君あんまり息切れしてない…


さすが男の子だね

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