姫と王子のLOVE STORY
夏帆が帰り、堂藤君の方を向く




てか…下向きっぱなしで静かになっちゃったけどどうしたんだろ??






「あ、あの…話って何でしょうか?」





こんなイケメンのつかさ君が、この地味子の私に話があるってことは何か大事件が起きるのもしれない





「ここじゃちょっとまずいので、屋上で話してもいいですか?」






わざわざ屋上に行くって…





いや、自惚れんな私よ。




こんな私にそんな恋のキューピットが矢を打つなんてことない





目を冷ませ、地味子。





「わかりました」






「じゃあ、行きましょう。」






「うん」






そうして私とつかさ君は屋上へ行った。






これから変な胸騒ぎの正体が分かるとは知らずに…



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