姫と王子のLOVE STORY
「よかった。一人で家帰れるか?」






ときいてきた。





俺はガキか!





そう思ったが、さっき俺が何もできなかったことを思い出して、素直に返事をしようと思った





…が






「はい。なんか男なのに助けてもらっちゃって…みっもないです。」






と、思ったことを言ってしまった。






やばいっ…そう思ったが女は、






「全然みっともなくないよ。





でも…





もし自分がもっと強くなりたいと思ったなら、





信頼できる仲間を集めたらいいわ。





それで、自分達の力に自信が着いたら私のところに勝負を挑みにおいで、相手してあげる」






と咎める様子もなく言ってくれた。






俺はこんなこと言われたことがなかったからとても嬉しかった。



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