姫と王子のLOVE STORY
修也は息を吐くと、ゆっくり話し始めた…






「何から話せばいいか分からないから、まずは俺の家族のことから話そう。





俺の家族は後鳥羽組という組で、どっかの族のバックについている。





俺らよ付いてる族は悪いことに手を染めない平和主義な族だ。




俺らの族は、あまり喧嘩はしないが他の族からは平和主義だから弱い、という考えでよく喧嘩を仕掛けられる。




だから喧嘩はしょっちゅう起こるんだ。」





「…うん」






「まあ、簡単に言えば喧嘩なんて日常茶飯事だって事だ。




族は決して楽をして過ごせる世界じゃない。





そして、喧嘩をすれば当然血も流すし傷もできる。





だけどな?





族は暗いだけの世界ってわけじゃないんだ


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