姫と王子のLOVE STORY
「ふぅー…。あ、君大丈夫?」





女が声をかけてきた





「あっ、助けてくれてありがとうございます。大丈夫です。」





「よかった。一人で家帰れるか?」





「はい。なんか、男なのに助けてもらっちゃってみっともないです…。」








ほんと、何怖がってたんだ俺…男のくせに








俺は次の言葉に少し緊張していたが、返ってきた返事は予想と違うものだった




「全然みっともなくないよ。




でも…




もし自分がもっと強くなりたいと思ったのなら、信頼できる仲間を集めたらいいと思う。





自分達の力に自信がついたら私のところへ勝負を挑みにおいで、相手してあげる」







信頼できる仲間…か。







「分かりました。
名前を教えてください、必ず勝負を挑みに行きます。」



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