姫と王子のLOVE STORY
族を作るってことは仲間を作ることでもある。
だから辛い事があれば仲間と一緒に乗り越えられるし、楽しい時は仲間と一緒に楽しめる
だから…まぁ、辛いこと半分楽しい事半分みたいな感じだな。
…うーん、なんか話っていう話はできなかったな
少しでも分かってもらえたか?族のこと」
「ああ…」
「とにかく族に入るという事は、怪我と喧嘩覚悟で入るってことになる」
俺は今聞いた話を必死に整理していた。
喧嘩をするってことは、最悪の場合死こともある…
死にたくない…
だけど、俺は零王と約束をした。
絶対強くなって認めてもらうと。
「俺は…
族を作って零王との約束を守るよ」
すると、修也は息を大きく吐き出してクックックッと笑った。