姫と王子のLOVE STORY
「はい、そのようです。」





とても疑い深い情報だが…






「この女が零王だという可能性がある限り、




俺は…希望を捨てない」






「頼もしいですね




俺も、より詳しいことが分かるまで探りを入れてみますね!」





「たのんだぞ!」





「はい!」





俺は話し終えると、さっそく零王のいる可能性のある安財高校への転校届けを書き始めた。












「ふぅー。やっと終わった」





転校届けの書類、少ないかなーと思っていたが意外に多かった。





トントン





「誰だ?」





ガチャ





「修也!どうかしたのか?」






「いや、特に何もないんたけど…。




遊びに来た」





「なんなんだよ(笑)」






「なんか暇だから来てみた





てか、転校届け書き終わったか?」






健人から聞いたのか。





「あぁ、ちょうど今さっき書き終えたとこだ。




意外と多いもんだな」






「そうなのか?





俺書いた事ないからわかんねぇや」





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