姫と王子のLOVE STORY
やるべき仕事を終えた私は、部屋に戻りベッドに寝転んだ。






「ふぅ〜。




つかさ君って…どのぐらい強いんだろう」






はっきり言って、あんな短期間で下の順位から4位まで追い上げて来るなんて、そう簡単にできることじゃない。






これならいくらお兄ちゃん達が2位と3位をキープしているとはいえ、いつ倒されてもおかしくない状況だ。






「はぁー…緊張する。」






そう呟いた時、





「お前が緊張するなんて珍しいな」





と背後から声が聞こえた。






「うわぁ!えっ!誰!?





ってか楓じゃん!





なんでここに?…てか聞いてたの?!」




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