姫と王子のLOVE STORY
「そうなんだ…それはお疲れさん」





「本当だよ。もう勘弁して欲しいわ」






「チッ まじきめえ。





顔面ゾンビのくせに近寄るんじゃねえよ




…まじぶっ殺すぞ?」





ありゃりゃ…





ブラック翔太でちゃってるし…





てか顔面ゾンビって(笑)






翔太の殺気を察したのか夏帆は、






「そうだ!楓と翔太、屋上行かない?」




と二人をこの場から少しでも離そうと提案をした。





楓の彼女の夏帆だからこそ通用する一種の切り札だ。






「もちろんいいぜ!!何する?」






「うーん…お勉強会しない?来週テストだし」





「いいね!





…でも、夏帆の後ろさまよってるちょっとブスな地味女はほっといて大丈夫なのか?」





ちょ、ちょっとブスな地味女…?





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