姫と王子のLOVE STORY
と言われた。
最初は何をいってるのか分からなかった
けど…
「あっ、私地味子じゃん!」
今思い出した。
「そうじゃん!忘れてた(笑)」
私の少し不機嫌だった顔が少しずつ輝いてくる
「…てことは結局、楓一人で行かなきゃだね。
楓、あとは頼んだわ」
「なんで俺になる?
しかもなんで俺1人って設定なの!?
俺、さっき言われたやつ半分も覚えてねぇよ」
全部私任せにしようとしてたのかあいつ…
「楓ファイト☆」
そういいながら夏帆のとこへ戻り、笑顔で楓に手を振る。
「なに呑気に手、振ってんだよ!
なんかその振り方イライラするな!」