姫と王子のLOVE STORY
キーンコーンカーンコーン
「…やっとお昼だ…」
この変な緊張を少しでも和らげる方法が悲しいことに授業を聞くことしかなくて、それはみんな同じだったらしく恐ろしいほど表情が歪んでいた
「夏帆、顔やつれてるよ。怖い」
「そういってる麗紀だって…。
ホラーゲームに出て来るゾンビ並みよ。」
「ゾンビとか……ひっどいなぁー」
「今日は、お昼入りそうもないな…」
「私も…。ジュースだけにするかな」
「私もそうしよっと。」
そうして私たちはふたたび屋上に来たのだが…
みんな、無言でもくもくとご飯を食べている。
うぅ…な、なんていうか…暗っ!