冷たい上司の温め方
そして、もうひとつ。
ちょこちょこ登場しましたが、「正しいことは正しいと言おう」というメッセージも詰め込んでみました。
なにかのキャッチフレーズの様ですが、これがまた難しい。
大人になればなるほど、難しいですよね。
「本音と建て前」、というものが存在することに気が付いてくると、「本音」は隠すようになります。
いやむしろ、隠さなければ、うまく世の中渡っていけないことも。
だけど、本音の中でも「正しいこと」は主張すべきです。
皆が間違っていることに賛同しているから、私もそうしよう、だけは間違っている。
人って弱いですから、多い人数の方につきがちです。
だけど、もしかしたら自分ひとりでも、「正しいことは正しいと言いたい」と私は思っています。
その結果、周りの人がいなくなっても、です。
でも正しいことを主張し続けていれば、同じように考える人が集まってきたり、本当はそうだと思ってたんだけど言えなかったの。という人が集まってきます。
自分の後輩や、子供達に、正しい道を作るのも大人の仕事。
誰かが率先して正しいことを正しいと言わなければ、特に子供は正しいことをしても自信がないんですよ。
子供達が、仮○ライダーのようなお話しに食いつくのは、勧善懲悪だからだと思います。
正義は必ず勝つ、んです。(かつてあるライダーは負けた気もしますが……例外ということで)
それがすごく爽快なんです。
そして、そんなヒーローに自分もなりたいと、目を輝かせるんです。
そんな頃の純粋な気持ち、思い出したいですね。
最後までブレブレなあとがきでしたが、読んでくださいました皆様、本当にありがとうございました。
2014.12.21 佐倉伊織
※番外編を追加しました。